ナショナル(松下電器) 6m AM/FMアマチュア無線用無線機
RJX−601 雑誌 一般書籍 取扱記事 総合目次
平成27年8月26日改訂発行 No.3
作成 JQ1LXI 三橋 克慶
*はじめに*
50MHz(AM/FM)アマチュア無線機、松下電器産業(株)(現 パナソニック)
の「RJX−601」を、各無線関係の「雑誌 一般書籍」が取り上げた「RJX−
601を題材にした記事」の総目次です。
作成者自ら実際に記事を閲覧、内容を確認した記事のみを取り上げました。
RJX−601の本体に「直接手を加える改造・改良」「付属機器等の技術記事」を主に
掲載、RJX−601の機能と性能の解説紹介記事も網羅しております。
但し、RJX−601本体に手を加えていない付加装置(受信 送信ブースター)等の
製作記事や、単なる宣伝広告のみの記事は除外しております。
・改造や技術の記事は(技)の記号、機能解説、使用方法、解説の記事は(説)の記号
を各記事掲載ページの案内の項目にそれぞれ付けております。
・「コメント欄」がございます、作成者が記事を閲覧してどの様な内容の記事なのか?
作成者の視点で見た事柄を簡単にコメントしたものであります。
目次内容は、平成27年8月20日現在で入手している記事を取り上げてあります。
この総合目次の中に「載っていない未掲載の記事」をご存じの場合は、お手数ですが
作成者までご一報いただけましたら有難く存じます。
いただきました情報を精査しまして、改訂を進めて参ります。
新しい記事等が出ましたら、その都度、改訂を重ねる事になります事、宜しくご了承
いただきます様、お願い申し上げます。
*ここに取り上げました目次内容の中に掲載されている各雑誌 各一般書籍の現物は
、東京・永田町にあります「国立国会図書館」に所蔵されております。
閲覧と個人の調査研究目的のみ、記事の複写が可能となっております。
(1)
*お願い*
・この総合目次を「商業行為」にお使いになる事、固くお断り申し上げます。
・転用等は自由と致します。
・記事内容の問い合わせは、それぞれの出版社へ各自お問い合わせ下さい、但し、
既に出版社自体が現存していない場合もございます。
*掲載記事雑誌 一般書籍記事説明*
現在、「CQ HAM RADIO」誌、「初歩のラジオ」誌、「ラジオの製作」誌、「モービル
ハム」誌、「ラジオライフ」誌、「Let’s HAMing」誌、「Hamライフ」誌、別冊雑誌
、一般書籍の順番で掲載致しております。
掲載内容は。
・雑誌名
・発行年月号
・掲載ページ
・記事名
・作成者のコメント
以上の内容を順に掲載してあります。
(2)
*CQ ham radio 誌*
・1973年 1月号 掲載ページ 66ページ(説)
記事名 「RJX−601登場」
コメント (本体写真と簡単なコメントのみ)
・1973年 4月号 掲載ページ 246ページ 他折り込みページ(説)(技)
記事名 「RJX−601の紹介/回路図」
コメント (回路図は折り込みページで紹介、取説に
付属している回路図と同じ物を掲載)
・1974年 3月号 掲載ページ 328ページより〜(技)
記事名 「RJX−601でCWを」
コメント (RJX−601をCWモードで使える
「A2?」様に簡単な改造方法の記事)
・1974年12月号 掲載ページ 341ページより(技)
*読者の製作実験室コーナーより
記事名 「RJX−601 移動ハンドル」
コメント (持ち運びを便利にする為の手提げハンドル
の製作記事、本体のベルト受け金具付近を
細工してあります)
・1976年 5月号 掲載ページ 353ページより(技)
*読者の製作実験室コーナーより
記事名 「RJX−601をSSBトランスバーター
に改良する」
コメント (本体基板に一部手を加えて改造します)
・1976年 6月号 掲載ページ 351ページより(技)
*読者の製作実験室コーナーより
記事名 「RJX−601にAFC回路を付加する」
コメント (FET 2SK19を1個と少数の部品で
作り、本体回路へ付加しています)
(3)
・1976年 7月号 掲載ページ 262ページより(技)
記事名 「市販50MHz用FM機ナロー化対策」
コメント (FMナロー化改造記事、改造作業箇所の
紹介記事)
・1976年10月号 掲載ページ 351ページ(技)
*読者の製作実験室コーナーより
記事名 「RJX−601によるSSB/CWの
実戦的受信」
コメント (簡単なBFO回路を構成して改造する)
・1977年 4月号 掲載ページ 243ページより(技)
記事名 「RJX−601にFC−601を接続」
コメント *「FC−601」とは長居通信製の
RJX−601専用に作られた5桁周波数
カウンターの事です。
(FC−601をRJX−601本体へ接続
する為の改造記事です)
・1981年 5月号 掲載ページ 404ページより(技)
*読者の製作実験室コーナーより
記事名 「RJX−601のファインチューニング」
コメント (df=RIT回路の内容を細工している)
・1981年11月号 掲載ページ 263ページ(技)
記事名 「RJX−601のファインチューニング」
コメント (1981年5月号 404ページの記事
内容と似た記事です)
*ワンポイントコメント*
上記に紹介したCQ誌ですが、国立国会図書館に所蔵されてる上記紹介分は
「デジタル化」されています、記事の複写は出来ますが、原本からの直接複写ではない
ので、複写物は「見辛い 文字図面は小さい」です。
出来れば、原本を持ってるOMさんに見せて貰うか、JARL展示室で閲覧が妥当と
存じます。
(4)
*初歩のラジオ 誌*
・1973年10月号 掲載ページ 196〜197ページ(説)
*ハムQ&Aより
記事名 「AM−3D、TR−1200、
RJX−601の性能比較」
コメント (記事筆者JA1APT金平氏の独自の視点
で各無線機を比較解説しています)
・1974年 8月号 掲載ページ 204〜214ページ(技)(説)
記事名 「キミも今年の夏はサイクルモービルを
やらないか!?」
コメント (サイクルモービルの解説と、RJX−60
1を自転車の前ハンドルへ取り付ける為の
「取り付けアングル」の自作製作記事。
他にTR−1200他の取り付けアングル
製作記事もあり。 必見!)
・1975年 1月号 掲載ページ 216〜217ページ(説)
記事名 「少ない予算でマイシャックのレイアウト」
コメント (記事筆者JA1HMN野川氏のRJX−
601を固定局として使う方策を
アドバイスする)
・1975年 7月号 掲載ページ 232〜237ページ(技)
記事名 「RJX−601のチューンアップ」
コメント (AM変調度アップ、同調ダイヤルの減速機構
部品のボールドライブメカの交換方法等の
記事。 必見!)
・1976年 2月号 掲載ページ 174〜175ページ(技)
*ハムQ&Aより
記事名 「RJX−601でA2を出す方法」
コメント (低周波発振器を応用してA2電波を出す)
(5)
・1976年 8月号 掲載ページ 211ページ(説)
記事名 「ハンディトランシーバーの魅力」
コメント (RJX−601の機能の解説記事)
・1977年 6月号 掲載ページ 212〜213ページ(説)
記事名 「アマチュア局の開局とリグ・アンテナ」
コメント (1975年1月号の216〜217ページ
の記事と内容が似ている)
・1977年11月号 掲載ページ 218〜222ページ(技)(説)
記事名 「LPS−602の紹介」
コメント (RJX−601のベースステーションとして
発売されたLPS−602の回路図、接続図
、全体構成図等が掲載。取扱マニュアル相当
になる記事です。取り付けの際のRJX−
601側の改造方法も掲載、超必見!!!)
*ワンポイントコメント*
国立国会図書館所蔵分で上記紹介分は、「デジタル化」されています。
(所蔵されています初歩のラジオは全てデジタル化されております)
複写の際はご注意を。
LPS−602等の回路図等、デジタル化の複写物だと回路図など詳細判別が出来ません。
これだけは原本からの複写をお勧めします。
原本お持ちの方から借りるか複写を頼むというところです。
手段がない場合は、当方で原本からの複写物を保有しております、どうしてもの場合
はご相談下さいませ。
(6)
*ラジオの製作 誌*
・1977年 1月号 掲載ページ 107〜109ページ(技)
記事名 「RJX−601用周波数カウンター
FC−601」
コメント (長居通信の周波数カウンターFC−601の
解説と接続の方法の解説記事)
・1977年11月号 掲載ページ 121〜126ページ(技)
記事名 「RJX−601のグレードアップ」
コメント (センターメーター、変調レベルメーターの
改造記事と製作記事)
*モービルハム 誌*
・1975年 4月号 掲載ページ 63〜68ページ(技)
記事名 「RJX−601のデジタル周波数表示装置」
コメント (外付けで専用周波数カウンター製作、
RJX−601側の改造記事を掲載)
・1976年 7月号 掲載ページ 75ページ(技)
記事名 「6m帯FMナロー化対策」
コメント (RJX−601のナロー化改造方法紹介)
・1976年11月号 掲載ページ 75〜78ページ(説)(技)
記事名 「RJX−601の効果的使い方」
コメント (RJX−601の効果的使い方解説と、
センターメーター端子の取り出し方紹介)
・1977年 5月号 掲載ページ 67〜72ページ(技)
記事名 「スマートに内蔵した周波数カウンター」
コメント (7セグLED3桁分を、RJX−601の
周波数ダイヤル表示目盛り部に内蔵させた
製作改造記事)
(7)
・1977年 6月号 掲載ページ 71〜73ページ(技)
記事名 「RJX−601のチューンアップとグレード
アップ」
コメント (センターメーターの挿入と、完全キャリブ
レーション、ローノイズプリアンプの挿入の
各製作改造記事)
*ラジオライフ 誌*
・1984年12月号 掲載ページ 95〜96ページ(技)
記事名 「受信周波数拡大化」(改造後44MHz〜
63MHz)
コメント (内部のコイル等を調整して受信周波数をずらす
改造記事)
1985年 2月号 掲載ページ 110〜112ページ(技)
記事名 「短波ラジオ化」(改造後8MHz〜12MHz)
コメント (回路の1か所から信号を取り出すのみの改造)
・1985年 6月号 掲載ページ 76〜79ページ(技)
記事名 「21MHz→50MHzアップバーター」
コメント (RJX−601の回路の一部分から信号を取り
出し、接続するHF帯無線機からの信号を取り
入れて動作させる改造記事)
・1985年 6月号 掲載ページ 80ページ(技)
記事名 「29MHz→50MHzアップバーター」
コメント (RJX−601の回路の一部分を改造。
実用はちょっと難! 実験ベースで)
・1985年 6月号 掲載ページ 131〜132ページ(技)
記事名 「FM放送受信化改造」
コメント (ジャンクのFMフロントエンドユニットを
使っての改造。別途にFMフロントエンド
ユニット必要。 実験ベースで)
(8)
・1987年11月号 掲載ページ 53ページ(技)
記事名 「46MHzのコードレス電話を聞こう」
コメント (1984年12月号「受信周波数拡大化」記事
の一部抜粋した記事)
(注)
ラジオライフ誌の記事ですが、別冊「トランシーバー改造マニュアル90」の
173〜174ページに掲載記事の簡略した記事が掲載されております。
本格的に読みたい場合は、各月号の掲載記事の方をお読み下さい。
*「Let’s HAMing」(レッツハミング) 誌*
・1993年 3月号 掲載ページ 88〜91ページ(技)
記事名 「中古無線機の故障とそのトラブルシューティ
ング」
コメント (RJX−601を題材にして、トラブル発生
予想ポイントを写真・回路図を織り混ぜて解説
。 必見!)
*Hamライフ 誌*
・1973年 4月号 掲載ページ 109〜112ページ(説)
記事名 「RJX−601の構造と特徴」
コメント (周波数安定度、送信スプリアス特性などの
データグラフ図等が掲載されています。
設計担当の技術者が原稿を執筆! 操作方法
の説明も掲載)
*別冊 CQ hamradio QEX japan*
・2012年 6月発行 掲載ページ 73〜82ページ(技)(説)
(No.7) 記事名 「往年の名機を使ってみる 第6回」
コメント (記事筆者が長年のユーザーの視点で、生い立ち
から特徴、回路構成の説明、ユーザーテスト等
などの興味ある記事内容)
(9)
・2015年 9月発行 掲載ページ 52〜55ページ(技)
(No.16) 記事名 「アマチュア無線機器のメインテナンス」
コメント (RJX−601の基本的なメンテナンス方法
や簡単な改良方法等を紹介)
*一般書籍 編*
・2012年 8月発行 「アマチュア無線機コレクション:FT−101の時代:
写真で蘇る懐かしのリグ63機種」
三才ムック:vol558 三才ブックス 発行
掲載ページ 102〜103ページ
記事名 なし
コメント (RJX−601の写真だけの記事 大判の
カラー写真で綺麗な写真です)
・1995年 8月発行 「列伝 アマチュア無線機50年史」
アクションバンド電波 別冊
マガジンランド 発行
掲載ページ 126ページ(説)
記事名 なし
コメント (RJX−601の主要スペック紹介)
*編集後記*
1983年以降からRJX−601を題材とした記事は出なくなった事もあり、
調査は一旦終了としました。
ところが、2012年、2013年とRJX−601を取り上げた記事が出た為、
改訂版を編集、2015年8月にもメンテナンス記事が出たので追改訂版を編集。
今後も、RJX−601を取り上げた記事が出次第、改訂を継続して参ります。