2エリア主催AMコンテスト

                 6mAM愛好会 当コンテスト担当 JA2AZZ

 

 コンテストに参加いただいた各局、AM愛好会メンバー、他から意見・アドバイスを受け、これから先をどのように考えるかまとめてみました。基本的にこれまでとは異なる方向性は考えていません。

 

このコンテストの変遷 

 

 このコンテストを前任者から引き継いだ時、私なりに考えた事案を取り入れ現在の規約の骨格となっています。

1)特定エリアが有利にならない公平な規約にし、全国的に参加しやすいコンテストにしたい。

2)他エリアと交信出来る時期に開催したいということでE−スポシーズンの6月に決定。

3)AMは6mバンド特有のモードで他のバンドは考慮しなかった。

  経年して 3)項は3エリアのコンテストより影響を受け、他バンドも取り入れることになりました。ただ、基本的にAMは6mバンドでの運用がメインであると言う考え方からバンド毎の参加は除外しています。

1)項は特定のエリアが有利にならない配慮から譲れない事項です。また 2)項は7月に変更しましたが下記の理由によるものです。

@     主催する2エリアでは梅雨時の丁度中間にあたり、まず天候に恵まれない。移動運用もしづらく安直な運用になってしまう。

A     E−スポは7月末でも、まだ恵まれるだろうとの期待があった。でも6月末だからと言ってE−スポに絶対恵まれるとは限らない。

B     当時、井戸吉の一斉移動に2エリアRCグループが毎年参加しようとの合意があって、6月は行事が多かった。

C     JARL愛知県支部ハムの祭典にも出展・参加しなければならない。

D     7月末ならば若い方たち(学生、高校生、中学生、小学生)も夏休みに入り参加が可能だろうとの期待感もあった。

E     またペディションデーとも重なるので更に期待出来そう。

 こんな理由で7月最終日曜日に変更しました。まずまずの経況と私自身は感じています。

無論もっと参加局を多く募り、さらに賑やかにしたい希望もありますが夏休みの定番として定着したいと考えています。私が期待して一番誤算に感じるのはD項なのです。時代が変わって若い方たちの興味を持つ方向が変わってきたことは確かなのですが成果が無いから切り捨てようとは考えたくないのです。A項は予測出来る事では無いので現状で良いと

思います。

 

今後の方針

 

2006年第17回の2エリア主催AMコンテストはこれまで継承してきたルールを適用します。2007年第18回よりは若干の手直しをしたく提案します。

1.開催時期は変更しない

  毎年7月最終日曜日 10001600    2006年は730

  長時間のコンテストですので参加出来る範囲で運用してください。

2.運用バンドについて

6mのみのAMコンテストに始まって現在は4バンドにまで拡大したのですが当の私自身が運用出来ない歯がゆさがあります。担ぎ上げで山頂へセットしたものの6mでの運用にのめりこんで無駄にした覚えがあります。以来天候に恵まれずフルセットでの担ぎ上げをここ2年は断念しています。ゆえにフルバンドで運用した事は一度もありません。真にAMコンテストを楽しむのならシングルバンドでも良いかと思ったりしています。

3.賞状・副賞

従来通り全国10位までおよび各エリアの1位までとし、全国と各エリアで重複する場合は併記する。盾は全国1位のみとし、他に副賞は原則的に無しとします。参加者全員に参加証を発行する。

4.運営状態

  2004年よりこのコンテストはAM愛好会の主催に移管しました。ゆえに愛好会では2つのコンテストを主催しています。愛好会では会費制などとっておらず決して運営資金に余裕があるわけではありませんので地道に運営できる範囲での資金支出を認められているに過ぎません。

 

コンテストの意義

 

AMに関するコンテストは数えるほどしかありません。数少ないAMコンテストはまずは運用して楽しむということで参加するのが一番良いことと思います。勿論目的を持って参加されればそれなりの成果を上げることが出来るでしょう。SSBと違って了解度も悪いし、伝播状態によって苦しい交信になることが多々あります。こんなことをクリア出来ると運用技術も向上します。SSBのような周波数ずれによる音調の違いもありませんので相手局のほぼ真の声を聴き取れます。

皆さんはどんなスタイルで参加されますか?( 他のコンテストも含め )参加された事の無い方も参加するならこんなスタイルかな?で結構です。アンケートページで項目にチェックを付けて(複数可・項目追加できます)お教えください。今後の運営に役立てたいと思います。

 
 
2エリア主催AMコンテスト
 
主  催 6mAM愛好会
日  時 毎年7月最終日曜日 10:00〜16:00
参加資格 日本国内のアマチュア局 個人局および社団局(シングルオペに限る)
周波数・電波形式  50.400〜50.900MHz
          28.600〜28.850MHz
         144.300〜144.500MHz
         430.400〜430.800MHz の4バンドAM(搬送波のあるA3EとH3E)
         28/144/430MHz帯では他のモードで運用される局との混信には充分な配慮を持って運用願います
         バンド毎の運用時間は決めていません 伝搬状態を把握して運用してください
呼出方法 ” CQ AM コンテスト ”
コンテストナンバー RS+自局(運用地)のJCCまたはJCGナンバー
得  点 異なる局との交信1局につき1点
マ ル チ (1)交信した異なるJCCまたはJCGナンバー
     (2)交信した異なる国内コールエリアの数(ただし0〜9および JD1 沖縄県を別途コールエリアとして加え12とする)
     (3)交信したバンドの数
        マルチプライヤーはバンド毎カウント出来ません 交信全バンドで重複の無いようカウントして下さい
総 得 点 得点の和 x マルチ(1) x マルチ(2) x マルチ(3)
        上位入賞者に賞状 1位の局に楯 他 副賞あり
書類提出 8月15日 郵送は消印有効 極力 E-mail にてお願いします
          郵送書式;JARL様式 または下記 E-mail 様式
          URL http://www.6mam.comより 資料/コンテスト/2エリア主催AMコンテストからサマリー・ログシートをダウンロードしてお使い下さい またはExcel 形式
     で添付してください
提 出 先 〒481-0001 愛知県北名古屋市六ツ師松葉62−1 6mAM愛好会事務局 杉山 隆司  宛    E-mail;contest@6mam.com 
問 合 せ  事務局または E-mail ; ja2azz@jarl.com
発  表  ハムフェア会場 6mAMロールコールグループ ブースにておよび当URL他 
個人宛結果送付( E-mail SASE の方)は9月15日までに発送の予定

注)提出先は2006年3月20日をもって変更になりますので新住所にて記載しました